チョコレート人気で中米グアテマラにチョコレート製造企業が増えているそうです。
A Chocolate Boom Is Taking Guatemala Back to Its Roots
グアテマラではチョコレートの香りが、長く狭い路地と古代植民地都の石畳通りに浸透しています。 観光客や地元の人々は、ビーン・トゥ・バー・チョコレートの製造工程を通りから目にすることができます。 人々は、現代の「チョコレートルネッサンス」を享受しています。
アンティグアや他のグアテマラの都市でチョコレートを製造する企業が増えているのは、最近10年ほどのことですが、グアテマラのチョコレートの歴史はかなり前に遡ります。 実際には、グアテマラは「チョコレートの発祥の地」と呼ばれることが多く、古代マヤ族では、チョコレートを神からの贈り物と考えられていました。
実際、クリオロ種として知られるカカオを最初に栽培しはじめたのは、メキシコの古代オルメカでした。 それを南のグアテマラの地にまで持ち帰ったのです。 しかし、オルメカには記録が存在になかったため、カカオを最初に栽培したとされるのは、後世のマヤ人であるとされています。
マヤでは、カカオは不可欠な商品になりました。 食品や飲料として、最初に粉砕し、水、蜂蜜、トウモロコシ、時には唐辛子と混ぜ、しばしばエリートのための食品として確保されていました。
メキシコ文明がグアテマラとユカタン半島のマヤを征服したとき、彼らは素晴らしいカカオ愛好家になりました。 メキシコの乾燥した環境はカカオの成長には適さなかったので、カカオはグアテマラの低地で栽培されるようになり、アステカの首都テノチティトランで収穫されたカカオは現在のメキシコシティに運ばれました。 アステカ帝国の皇帝モクツズマは、媚薬として莫大な量のカカオを飲んでいたと言われています。
世界的な「ビーン・トゥ・バー」チョコレートの人気ぶりが、よくわかりますね。
グアテマラにも、一度、行ってみたい!
参照
A Chocolate Boom Is Taking Guatemala Back to Its Roots - NBC News
カカオが街角に溢れる街、メキシコのオアハカ(Oaxaca)市
最初のエナジードリンクは、西暦750年頃に飲まれていた泡状のチョコレートドリンク(米国)