コロンブスが、四回目のミッションで、1502年8月15日にアメリカ大陸を訪れ、カカオ豆に出会うまで、ヨーロッパでは誰もチョコレートについては知りませんでした。

今日までのチョコレートにまつわる10の歴史についてです。

The History Of Chocolate. Then Things You Should Know

history-10-you-should-know-about-chocolate


  1. メキシコの太平洋沿岸、チアパス州(Chiapas)に、紀元前1900年ごろにさかのぼるカカオ飲料の証拠があります。

  2. メキシコ湾沿岸、ベラクルス(Veracruz)で見つかった容器には、紀元前1750年頃の、オルメカ人(Olmec people)の祖先によるチョコレートづくりの痕跡があります。

  3. 現在のメキシコのあたりでは、15世紀ぐらいまで、アステカ(Aztecs)の人々は、カカオを文化に取り入れていました。 彼らは神であるケツァルコアトルとチョコレートを関連づけていました。 ケツァルコアトル(Quetzalcoatl)は、人間とチョコレートを共有した罪で、その地位を追われた神です。

  4. アステカの支配地域に住んでいた人々は、税金をカカオの種子で支払いう必要がありました。

  5. カカオ豆は、多く、古代メキシコの通貨として使用されていました。

  6. 16世紀まで、ヨーロッパの人々は、中央アメリカ、および南アメリカで人気のあるチョコレート飲料のことを知りませんでした。

  7. コロンブスはカカオ豆をスペインに持ち帰りましたが、スペインの修道士がスペイン宮廷にカカオ豆を紹介するまで、チョコレートは人気がありませんでした。

  8. チョコレートは、すぐに宮廷のお気に入りになりました。 チョコレートは、依然、飲料として提供されていましたが、苦味を中和するために、砂糖や蜂蜜が加えられました。

  9. 1602年までに、チョコレートはスペインからオーストリアへと紹介されました。 百年足らずで、チョコレートはヨーロッパ全土に広がり、人気を得たことになります。

  10. 1847年、ジョゼフ・フライ(Joseph Fry)は、チョコレートに、溶かしたカカオバターを再度加えることをで、成形可能になることを発見しました。


神のケツァルコアトルは、人間とチョコレートを分かち合ったため、地位を追われたんですね。

人間的で好感が持てます(笑)。

好きになりました。


参照

The History Of Chocolate. Then Things You Should Know - Yareah Magazine

クリストファー・コロンブス - Wikipedia

チアパス州 - Wikipedia

ベラクルス - Wikipedia

オルメカ - Wikipedia

アステカ - Wikipedia

ケツァルコアトル - Wikipedia

チョコレートの4大革命 - 日本チョコレート・ココア協会

チョコレートの歴史 - Wikipedia