米国の学会で「60歳以上は血圧150まで正常」と定める新しいガイドラインが発表されたそうです。
脳卒中など一部の既往症がある人以外は、150までは治療の必要がなく、治療の目標値についても150まで下げればよい。
60歳以上で血圧を下げすぎるとせきや低血圧、脳震盪といった副作用が起こりやすいことがはっきりしてきたと示されています。
上が150、下が90という、緩やかな下げ方でコントロールした場合に、死亡率は1.64分の1に、脳卒中が1.13分の1、心血管疾患を1.25分の1に減らせる。
10値が違うと、だいぶ受け取る印象が変わるように思います。
心強い改定ではありますが、慢心せずにいきたいですね。
参照
米新ガイドライン「60歳以上は血圧150まで正常」の衝撃 - ニフティニュース
高血圧って何がいけないの?高血圧が引き起こす主な病気5つ - いしゃまち
高血圧のみでなく低血圧でも脳梗塞や認知症の重大疾患につながる
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