メソアメリカの人々は、カカオ豆をトルコ石(ターコイズ)などの宝石に交換していた可能性が高いそうです。
アメリカ、ニューメキシコ州チャコ・キャニオンの遺跡群にある集落跡「プエブロ・ボニート」で発掘された杯の破片から、チョコレートの主原料カカオの成分が検出された。 メソアメリカ(現在のメキシコからコスタリカに至る地域)の人々と、アメリカ南西部にいた先住民との間で交易があった証拠ではないかと見られている。
ニューメキシコ州の一帯では、かつてプエブロ族がトルコ石(ターコイズ)などの宝石を採掘していた。 プエブロ・ボニートを訪れるメソアメリカの人々は、持ってきたカカオ豆を宝石に交換していた可能性が高いという。
チョコレートの原型ともいうべきカカオ飲料で、口当たりを良くするためにチリペッパーやハチミツ、バニラビーンズなどを加えることもあったという。
カカオを食する文化が、古代から連綿と受け継がれてきていると思うと、小さなチョコレートひとかけが愛おしくなりますね(笑)。
今日もありがたく、ショサイのヘルシーチョコレートをいただきましょう。
参照
古代アメリカのカカオは宝石に匹敵? - ナショナルジオグラフィック
最初のエナジードリンクは、西暦750年頃に飲まれていた泡状のチョコレートドリンク(米国)
カカオとヒイラギのチョコレートドリンクは、1000年以上前の古代スターバックス?