「腸内細菌が認知機能を高める」という報告が医師の集まる研究学会であったそうです。

腸内細菌が認知機能を高める!?

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アミノ酸の一種であるアルギニン(肉・魚介類、ゴマ、大豆、ナッツに多く含む)を、ある種の乳酸菌と一緒に摂取することで、ポリアミンという物質が腸内で多く作られて、認知機能が高まるという研究です。

胃のピロリ菌は胃がんの原因になりますが、そもそもは胃酸を薄めて胃の粘膜を守る作用を人間に代わって何万年も行ってきています。 皮肉なことに、ピロリ菌を除菌すると今度は胃潰瘍の薬を飲まなくてはならなくなることも生じてきました。

このポリアミン(納豆やソラマメなどの豆類に多く含む)という物質はもともと精液の栄養成分で発見され、アンチエイジングの重要なカギと言われています。


ポリアミンのアンチエイジング効果

  • 動脈硬化を防ぐ
  • 脂肪がつきにくい
  • 免疫力を高める
  • 記憶力を保つ


チョコレートはもちろんですが、納豆やヨーグルトも必要だなと思いました。

早速、買ってくることにしましょう(笑)。


参照

腸内細菌が認知機能を高める!? - 読売新聞

アルギニン - Wikipedia

ポリアミン - Wikipedia

ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌) - Wikipedia

胃潰瘍 - 胃のサイエンス

腸内細菌は、脳や心の健康維持にも関わっている

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