40代から始まる骨と筋肉の老化現象「フレイル」と「サルコペニア」に気をつけるべきという記事です。
ロコモの状況が悪化し、筋力低下と抑うつや認知機能の低下により社会生活を営めなくなる現象を表す「フレイル(虚弱)」という概念や、加齢に伴い筋肉量の低下を表す「サルコペニア」という用語もあまり知られていないと思います。
全身を巡っている「血液をつくる」ことが骨の大切な仕事の一つです。骨の中心部にある骨髄には血液の生産を司る造血幹細胞が豊富にあって、赤血球、白血球、血小板はここで作られます。
カルシウムは骨と血液・体液の間を行き来しているのですが、その出し入れを巧みに調節しているのがマグネシウムです。マグネシウムがなければ骨の中に十分なカルシウムが取り込まれません。骨粗鬆症を防ぐにはカルシウムの摂取に加えて十分なマグネシウムの摂取が必要です。
骨は体を支えるだけではなく、様々な働きがあるんですね。
重要な器官であることが、改めてよくわかりました。
参照
骨の老化防止「牛乳を飲むだけでいい」は間違いだった! - ダイヤモンド・オンライン
筋肉や関節などの運動器の衰え度チェック、ロコモティブシンドロームの「ロコモ度テスト」