脳動脈瘤(りゅう)が手術ではなく、薬で抑えられるようになるというニュースです。

脳動脈瘤、薬の治療に道 京大、炎症の仕組み解明

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破裂すると、くも膜下出血につながる脳動脈瘤(りゅう)の進行を薬で抑えられることを、京都大の青木友浩特定准教授(脳神経外科)らが、ラットを使った研究で確認した。

脳動脈瘤は、脳の血管にこぶができる病気で、国内の推定患者数は330万~550万人。 破裂を防ぐには、開頭してこぶの根元をクリップで留めたり、カテーテル(細管)を血管に入れてコイルでこぶを塞いだりする。

白血球の一種であるマクロファージという細胞の表面にあるたんぱく質に着目。このたんぱく質が炎症を起こす物質を活発化させ、動脈瘤を作ることを突き止めた。


素晴らしい研究で、研究者の情熱には、本当に頭が下がります。

薬で治療できるようになれば、まさに革命的だと思います。


参照

脳動脈瘤、薬の治療に道 京大、炎症の仕組み解明 - 朝日新聞

「脳動脈りゅう」仕組み解明 治療薬開発に期待 - NHKニュース

青木友浩 - researchmap

脳動脈瘤 - 脳神経外科医福島孝徳公式サイト

脳動脈瘤 - Wikipedia

クモ膜下出血 - Wikipedia

白血球 - Wikipedia

マクロファージ - Wikipedia

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