メチル水銀を比較的多く含む魚介類のマグロやメカジキなどを妊婦が食べ過ぎると、生まれた子供の運動機能や知能の発達に悪影響が出るリスクが増すそうです。

マグロ過食に注意 妊婦から胎児へ影響

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メチル水銀は水俣病の原因物質だが、一般的な食用に問題のない低濃度の汚染でも胎児の発達に影響する可能性があることが明らかになるのは、日本人対象の調査では初めて。

濃度が最高レベルの人たちの子は最低レベルに比べ、1歳半時点で実施した「ベイリー検査」という運動機能の発達の指標の点数が約5%低かった。 乳幼児期の運動機能は将来の知能発達と関連があるとされる。 3歳半時点の知能指数検査では男児のみ約10%の差があった。海外の研究で、男児の方が影響を受けやすいことが知られている。

国は海外の研究を基に、妊婦に対しメチル水銀の1週間当たりの摂取許容量を体重1キロ当たり100万分の2グラムと決めた。 厚生労働省はこれに基づき、クロマグロの摂取は週80グラム未満とするなどの目安を示している。


妊婦の方に限らず、マグロは、あまり食べすぎると良くないと聞きます。

贅沢を戒めるための戯言かと思っていましたが、実際、影響があるんですね。

気に留めておきたいと思います。


参照

マグロ過食に注意 妊婦から胎児へ影響 - 毎日新聞

マグロ過食に注意 妊婦から胎児へ影響 - Yahoo!ニュース

メチル水銀 - Wikipedia

妊婦が果物を多く摂取すると、生まれてくる子供の知能指数が高くなる

妊婦の飲酒は一切ダメ(米小児科学会)

妊娠中のチョコレートガイド