米小児科学会が、妊婦に対して「アルコールは一切飲んではいけない。たとえ少量であっても絶対にダメ」と報告書を発表したそうです。

「妊婦の飲酒は一切ダメ」、米小児科学会が勧告

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報告書では、飲酒は妊娠中のどの段階においても安全とみなすことはできないと強調。 生まれながらの障害や生後の認知問題の筆頭原因としてアルコールを挙げ、飲酒しなければこうした障害は予防できるとした。

小児科学会では、妊婦が1日に1杯飲んだだけでも生まれてくる子どもの発達障害の危険が高まると指摘。 聴覚や視覚、心臓、骨、腎臓などに問題が生じる可能性があるほか、情報処理能力などの問題や、注意欠陥多動性障害(ADHD)の原因にもなるとしている。

妊娠3カ月目までに飲酒した女性の子どもにそうした疾患や障害が生じる可能性は、飲酒しなかった女性の子どもに比べて12倍、妊娠6カ月目までは61倍、9カ月の妊娠期間を通じて飲酒した場合は65倍に高まる。


ちょっとぐらい良いじゃないかとも思いますが、お腹の中の赤ちゃんの将来を考えると、飲むべきではなさそうですね。

強い口調でダメだと言ってもらうと、きっぱり諦めがついて、良いのかもしれません。


参照

「妊婦の飲酒は一切ダメ」、米小児科学会が勧告 - CNN

American Academy of Pediatrics

米国小児科学会 - Wikipedia

注意欠陥・多動性障害 - Wikipedia

ADDと、ADHDについて - Wikipedia

ADHD(注意欠陥・多動性障害)とヘルシーチョコレート - ショサイ・ヘルシーチョコレートの発見より

エナジードリンクで、子どものADHD(注意欠陥・多動性障害)リスクが7割も増大