ストレスを感じると、体がチョコレートやお菓子など、甘いものを欲するのはなぜなのでしょうか?

この疑問に答えてくれる記事を見つけました。

Why you want chocolate when you're stressed

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ストレス活性化ホルモンが、口の中の味細胞に隠れており、ストレスで活性化し、甘さを検知します。

これらのホルモンは、グルココルチコイド(糖質コルチコイド)として知られ、ストレスを感じると、糖、その他特定の味覚刺激に反応し、味覚受容体に直接作用します。

味覚受容体に、これらのグルココルチコイド受容体が含まれているかどうかを調べるためにマウスでの実験が行われました。

グルココルチコイド受容体は、舌の中でも、甘味、うま味、苦味の受容体が含まれている細胞に局在していることが明らかになりました。 特に、甘味とうま味に敏感なTas1r3味細胞で、高濃度のグルココルチコイド受容体が発見されています。

これらの結果は、甘味が、ストレスに大きく影響され、特に、グルココルチコイドの分泌、および、グルココルチコイド受容体の活性化に影響を受ける可能性があることを示唆していています。


甘味は、ストレスによって影響を受ける科学的根拠があるんですね。 迷信や俗説ではありませんでした。

ストレスを感じたら、体の欲するままに、チョコレートをかじることにしましょう(笑)。


参照

Why you want chocolate when you're stressed - TheHealthSite.com

糖質コルチコイド - Wikipedia

グルココルチコイド - 脳科学辞典

TAS1R3 - Wikipedia