糖尿病や心疾患のリスクは、脂肪よりも炭水化物の摂り過ぎに関係しているという、新しい研究報告が発表されたとのこと。
Doubling Saturated Fat in the Diet Does Not Increase Saturated Fat in Blood
ポイントは、摂取する飽和脂肪は必ずしも体内に蓄積されないこと、そして、脂肪に関して調節すべき主要な因子は、食事に含まれる炭水化物だということだ。
炭水化物が非常に少ない食事を摂取すると、体は飽和脂肪を優先的に燃焼させる。
コントロールされた食事下では、飽和脂肪を2倍、3倍と増やしても、血液中の飽和脂肪は、比例して増えるものではありませんでした。
しかし、炭水化物を増加させると、糖尿病や心臓病の原因とされる脂肪酸が、血液中に着実に増加しました。
ジェフ・ボレック(Jeff Volek)教授自身の解説映像(英語)
ダイエットには、炭水化物の摂取量を抑え、カロリーの低い食事が健康に良く、また、飽和脂肪は、必ずしも悪くないと語っています。
やっぱり、炭水化物を食べ過ぎると、良くないということなんですよね。
かと言って、脂ギトギトのステーキを良しとするのも、また問題だとは思いますけど(笑)。
参照
炭水化物は飽和脂肪より健康に悪い? 米研究 - ライブドアニュース