世界銀行の日本社会開発基金(JSDF)が、ホンジュラスでカカオ生産者を支援するプロジェクトに出資しているそうです。

Unos 1,181 hondurenos son apoyados por Japon

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ホンジュラスでは、カカオ生産に特化し、生産性を高めるプログラムが進められています。

安価で、安全で、環境にやさしい有機生産によるカカオ栽培を行いつつ、コスト削減も目的としています。 プロジェクトは、生産、購買、物流と、さまざまな段階でスキルを向上を目指しています。

世界銀行のプロジェクトマネージャー、メリー・リズベス・ゴンザレス(Mary Lisbeth Gonzalez)は、プログラムには技術支援が含まれており、目標は、アグロフォレストリーによるカカオ栽培で、農民の生産能力を向上させることであると説明しています。

「健康的で安全なカカオ生産のため、生産手法の訓練と人的資本強化をすることが目標です」と語っています。

このプロジェクトは、日本社会開発基金(JSDF)が資金を提供し、240万ドル(約3億円)の助成金を通じて世界銀行によって行われました。 2012年に始まり、今年、2015年で終了しました。

参加者は、主に小規模農家や先住民生産者です。 女性の参加も促進されました。


地球の裏側で、私達の税金が、こういったかたちで役に立っているのを知るのは嬉しいものです。

是非、ホンジュラス産のカカオを口にしてみたい(笑)。


参照

Unos 1,181 hondurenos son apoyados por Japon - Diario La Prensa

ホンジュラス - Wikipedia

日本社会開発基金(JSDF: Japan Social Development Fund) - 世界銀行

世界銀行 - Wikipedia

アグロフォレストリー - Wikipedia