厚生労働省が、日本人の長寿を支える「健康な食事」についてとして検討会を開き、報告書をとりまとめたそうです。

日本人の長寿は日本人の食事から 「健康な食事」を普及推進 厚労省


「健康な食事」を普及するためのマーク

黄色は主食、赤は主菜、緑は副菜を表す。

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主食

精製度の低い米や麦等の穀類を利用した主食。

なお、炭水化物は40~70gであること。

精製度の低い穀類は2割程度であること。

ただし、精製度の低い穀類の割合が多い場合は、1日1食程度の摂取にとどめることに留意する。


主菜

魚介類、肉類、卵類、大豆・大豆製品を主材料とした副食(主菜)。

なお、たんぱく質は10~17gであること。


副菜

緑黄色野菜を含む2種類以上の野菜(いも類、きのこ類・海藻類も含む)を使用した副食(副菜)。

なお、野菜は100~200gであること。


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  • 「健康な食事」の実現のためには、日本の食文化の良さを引き継ぐとともに、おいしさや楽しみを伴っていることが大切であることから、旬の食材や地域産物の利用などに配慮すること。
  • 1日の食事においては、料理の組合せにあわせて牛乳・乳製品、果物を摂取すること。
  • 必要なエネルギー量は個人によって異なることから、体重や体格の変化をみながら適した料理の組合せを選択すること。
  • 摂取する食品や栄養素が偏らないよう、特定の食材を用いた料理を繰り返し選択するのではなく、多様な食材や調理法による異なる種類の料理を選択すること。


お堅い言い回しですが、バランス良く、楽しんで食事してくださいということでしょう。

「健康な食事」マークも用意されましたが、個別の商品には使用されなくなった模様です。


参照

日本人の長寿は日本人の食事から 「健康な食事」を普及推進 厚労省 - けあとも

日本人の長寿を支える「健康な食事」の普及について - 厚生労働省

日本人の長寿を支える「健康な食事」のあり方に関する検討会 - 厚生労働省

弁当の「健康な食事」マーク、個別商品に使わず - 読売新聞