脳に良い食品10選( 10 foods to boost your brainpower)という記事を見つけたので、メモ。

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よく食べることは、精神的のみでなく、身体の健康にも良いことです。 心臓、肺、筋肉同様に、脳にも栄養素が必要です。 どの食品が健全な脳を維持するために特に重要なのでしょうか?


  1. 全粒穀物
  2. 青魚
  3. ブルーベリー
  4. トマト
  5. ビタミンと運動
  6. カシス
  7. カボチャの種
  8. ブロッコリー
  9. セージ
  10. ナッツ類


全粒穀物

他の組織同様、脳はエネルギーなしでは、動きません。 物事に集中する能力は、エネルギーの十分で安定した供給が不可欠です。 この働きは、血液中のブドウ糖を脳に送り届けることで成し遂げられます。 低GIの全粒穀物を摂取することで、血液中にゆっくりとブドウ糖を解放し、終日、覚醒した状態を維持できます。 他に、茶色の穀物、麩(ふ)、穀倉パンや茶色のパスタを選ぶと良いでしょう。


青魚

必須脂肪酸は、体内で作ることができず、食事を通して得なければなりません。 最も効果的なオメガ3脂肪は、青魚に天然に存在するEPADHAです。 亜麻仁(アマニ)油、大豆油、カボチャの種、クルミ油や大豆にも必須脂肪酸が含まれています。 脳、心臓、関節の健康に役立ちます。 青魚には、体内で、すぐにエネルギーに変えられるかたちでEPAとDHAが含まれています。 サケ、マス、サバ、ニシン、イワシ、マイワシなどに豊富に含まれています。 また、DHAレベルが低くなると、アルツハイマー病および記憶喪失を発症するリスクが高まります。


ブルーベリー

ブルーベリーの摂取が、短期記憶喪失を改善すること、または短期記憶喪失を遅延させるのに有効であることが研究から明らかになってきています。


トマト

強力な抗酸化物質のリコピンを多量に含むトマトは 、 認知症の発症の際に起きるフリーラジカルによる細胞損傷、特にアルツハイマー病から脳を保護することができます。


ビタミンと運動

特定のビタミンB、B6、B12および葉酸は-血中のホモシステインのレベルを低下させることが知られています。 ホモシステインレベルの上昇は、脳卒中、認知障害及びアルツハイマー病のリスク増加と関連しています。


カシス

ビタミンCは、長い間、精神的敏捷性を増大させる力があると考えられてきました。 ビタミンCを多く含むのが、カシスです。


カボチャの種

カボチャの種は、ほんの一握りの量で記憶を強化し、思考能力に不可欠な亜鉛を摂取することが可能です。


ブロッコリー

認知機能を強化し、知力を向上させることが知られているビタミンKの大きな供給源です。


セージ

セージは、長い間、記憶を改善すると評判を得てきました。 ほとんどの研究は、オイルとしてのセージに焦点をあてていますが、新鮮なセージを食事から取ることも、より効果的です。


ナッツ類

ビタミンEの摂取は、特に高齢者では、認知機能の低下を防ぐために役立つかもしれないという研究結果が出ています。 ナッツ類は、緑豊かな野菜、アスパラガス、オリーブ、種子、卵、玄米や全粒穀物などとともに、ビタミンEが豊富です。


食事と、認知症などの病気の因果関係の研究は、まだ始まったばかりですが、栄養素と脳の健康との間には、重要な関係があります。 栄養バランスの良い食事は、脳の病気を回避する最善の方法です。


カボチャの種は、意外でしたね。種子ですから、栄養は詰まっているのでしょうが。

やはり、何と言っても日本人には、青魚ですね(笑)。


参照

10 foods to boost your brainpower - BBC Good Food

そもそもGIって何? - 大塚製薬

必須脂肪酸 - Wikipedia

オメガ3脂肪酸 - Wikipedia

エイコサペンタエン酸 - Wikipedia

ドコサヘキサエン酸 - Wikipedia

リコピン(リコペン) - Wikipedia

葉酸 - Wikipedia

ビタミンB群 - Wikipedia

アルツハイマー型認知症 - Wikipedia

ビタミンC - Wikipedia

ビタミンK - Wikipedia

セージ - Wikipedia

ビタミンE - Wikipedia