「カカオとココアの違いは?」と、何もわかっていなかったので、調べてみました。

カカオは、いわゆるカカオ豆、植物のこと。

ココアは、カカオ豆を炒って皮などを除き、すりつぶしたものからカカオバターを除いて粉にしたもの。

生のカカオは、未焙煎のカカオ豆からコールドプレスによって作られます。コールドプレス処理により、生きた酵素をそのまま保ち、ココアと脂肪(カカオバター)に分離されるとのこと。

ココアの粉末は、高温で焙煎されたカカオ。残念ながら、この高温焙煎により、カカオ豆の分子構造は変化してしまい、酵素の含有量が低下し、栄養価がなくなってしまう結果に。

以下、生のカカオの効能です。


  1. インスリン抵抗性を低下
  2. 神経系を保護
  3. 神経細胞を損傷から保護
  4. 心疾患のリスクを低減
  5. 脳卒中のリスクを低減
  6. 血圧を低減
  7. 老化プロセスを減速する(一酸化窒素代謝の支援)
  8. 毒素に対する保護
  9. 気分高揚
  10. ミネラルが豊富


カカオは生で食べなければ、その恩恵に浴すことができないということですね。ココアも美味しくて、やめられませんけど(笑)。


カカオをココアパウダーとココアバターに分離する様子


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参照

カカオ、ココアの違い - 違い.com

Raw cacao vs cocoa: what's the difference? - I Quit Sugar