マサチューセッツ工科大学がまとめているカカオ豆の輸出入統計データ「Observatory of Economic Complexity」を発見です。

カカオ豆の輸出国 (1995-2014)


1995-2014 カカオの輸出国

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ガーナ、コートジボアール、インドネシアの輸出量が目立っているでしょうか。 エクアドルも輸出量を増やしてきていますね。


1995-2014 カカオの輸入国

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ヨーロッパの輸入量が桁違いに多いですね。 オランダ、ドイツ、米国の輸入が多いのは納得できるとして、イランが多いのは何故なのでしょう?


1995-2014 チョコレートの輸出国

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ヨーロッパ強し。ほぼ独壇場と言って良いような状態ですね。


1995-2014 チョコレートの輸入国

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米国、ドイツ、フランス、イギリスと、ほぼ予想通りの消費地域が名を連ねているように思います。


アフリカで生産されたカカオ豆が、ヨーロッパに輸入されて加工される流れがよくわかりますね。

日本を含め、アジアは、まだまだ発展の余地が残されているとも言えると思います。


参照

カカオ豆の輸出国 (1995-2014) - OEC

マサチューセッツ工科大学 - Wikipedia

地図で見るカカオの生産国と輸入国

カカオの原産国トップ10

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