最近「抗酸化物質」と、よく耳にするので、調べてみました。

antioxidants

酸化がなぜ悪いのか?

酸素は両刃の剣です。 私達は酸素なしには生き残れませんが、過剰に取り込むと細胞にダメージを与えます。 酸化は、リンゴのスライスが空気に触れると褐色に変化するのと同様に、老化を早めます。

フリーラジカルは、さまざまな方法で細胞やDNAを損傷させます。 フリーラジカルは、細胞膜に集まる傾向があり、細胞膜の脂質は、酸化的損傷を受けやすいため、細胞膜が脆くなり、最終的に形を保てなくなって細胞が死滅します。


抗酸化物質は健康をサポート

抗酸化物質は、上記の酸化を抑制する効果があります。

私達の体内では、フリーラジカルの攻撃をかわすために、抗酸化酵素がつくり出され、抗酸化物質が体の中を循環しています。 しかし、年齢とともに、この能力が低下します。

日々の汚染物質へ被曝、食料、水、ストレスなどにより、フリーラジカルは体内で増加する傾向にあります。

しかし、未調理の新鮮な果物や野菜を摂取することで、抗酸化物質を多く体内に取り込むことができ、酸化を抑えることができます。


抗酸化物質の効果


  1. ミネラルの吸収を高め、有害金属を排出する
  2. DNAを保護
  3. 損傷した細胞の修復
  4. 免疫力を高める遺伝子発現を刺激
  5. 有害細胞の自己破壊を誘発


砂糖の摂取を控えることで、抗酸化物質の働きが促進され、その効果が持続するそうです。


参照

Dr. Mercola’s Guide to Antioxidants

抗酸化物質 - Wikipedia

ラジカル (化学) - Wikipedia

活性酸素 - Wikipedia

フリーラジカルと活性酸素