黒い色をしたスーパーフード6つ
緑の野菜は、健康に良いとして、長い間歓迎されてきました。 黒く色の濃い果物や、野菜、穀物も同じように、健康に良い食べ物です。 黒い色は、植物色素のアントシアニン由来で、糖尿病、心臓病、および癌のリスクを低下させるのに役立ちます。
ニューヨーク、イサカのコーネル大学(Cornell University in Ithaca, New York)食品化学教授、サイリー博士(Cy Lee, PhD)は、次のように述べています。
「実際、黒い色の食品は、明るい色をした食品よりも、多くの抗酸化物質を含んでいます。」
地元のスーパーマーケットで、これらの深い色をしたスーパーフードを見つけることはできませんか? 自然食品店やエスニック食料品をあたってみてください。
黒米
玄米は健康に良いですが、黒米はさらに良いです。 外層のふすま(糠)部分には、免疫システムを高め、細胞を保護するビタミンEが高濃度で含まれ、フリーラジカルによるダメージから細胞を保護します。 実際、ルイジアナ州立大学農業センター(Louisiana State University Agricultural Center)の調査によると、黒米はブルーベリーよりも抗酸化物質であるアントシアニンが多く含まれています。
黒レンズ豆
マメ科の植物は、鉄が豊富に含まれています。 1カップで、女性が1日に必要な18ミリグラムのうち、約8ミリグラムを含んでいます。 新しいイリノイ大学(University of Illinois)の研究によれば、レンズ豆は、コレステロールを低下させるだけでなく、水溶性食物繊維を高レベルで含み、免疫機能を向上させます。
ブラックベリー
ボストンの老化に関する人間栄養研究センター(Human Nutrition Research Center on Aging)の研究者らは、 「色の濃いブラックベリーで見つかったポリフェノールは、脳機能を損なう可能性のある細胞を減らし、高齢者の認知機能低下を防ぐはたらきがある」 と、述べています。
ブラックベリーは、繊維も非常に豊富です。 1カップで、一日に必要される25グラムうちの、8グラムを含んでいます。
黒豆
黒い外皮の黒豆は、癌になりにくくする強力な植物栄養素であるバイオフラボノイドが豊富に含まれています。
黒大豆
枝豆に優ります。 韓国の研究では、黒大豆を食べると、普通の大豆や枝豆よりも、血液凝固の致命的な血栓症リスクを軽減できることが発見されました。 そして、すべての大豆油には、心臓病のリスクを減少させることができるα-リノレン酸、オメガ3脂肪酸が含まれています。
紅茶
緑茶や白茶は健康にいいですが、古き良き紅茶も、より一層、健康に良いです。 ニュージャージー州のラトガース大学(Rutgers University)の研究から、 抗酸化物質のテアフラビンが含まれることから、激しい運動後の筋肉痛からの回復を改善するがわかっています。 また、心臓発作のリスクも低下させます。
植物の黒い色は、広く、アントシアニン由来なんですね。
色々な要素から黒い色になっていると思っていましたが、どれも共通の色素から色が濃く見えているということらしいです。
勉強になりました。
参照
6 Surprising Superfoods - Health.com
「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の含まれる食物と効果 - 松島ランドマーククリニック
Human Nutrition Research Center on Aging