エナジードリンクに含まれる砂糖の量は、500mlで角砂糖14個、250mlで角砂糖7個と、砂糖が成分の1割以上のものもあります。

How much sugar does an energy drink really have?

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海外(アイルランド)のデータですので、見慣れない商品名が多いですが、中にはお馴染みの商品も。

Monster Energy(モンスターエナジー)

500ml

砂糖 55g

角砂糖 約14個

Red Bull(レッドブル)

250ml

砂糖 27.5g

角砂糖 約7個

日本で販売されている製品も、ほぼ同じような砂糖含有量になるものと思います。

衝撃的な数値です。

砂糖水を飲んで、エネルギー源にしているだけと言えるでしょう。

これで健康に良いわけがないですよね。

2025年の研究でわかったこと

あれから10年。エナジードリンクの砂糖と健康リスクについて、研究はずいぶん進みました。

砂糖の量は、WHOの推奨量を軽く超えている

WHO(世界保健機関)は、成人の1日の砂糖摂取量を25g程度に抑えるよう推奨しています。

レッドブル250ml1本で27.5gの砂糖が含まれていますから、たった1本で1日の推奨量を超えてしまう計算です。モンスターエナジー500mlに至っては、55gで推奨量の2倍以上。2025年の調査でも、エナジードリンク1缶あたりの平均糖類は35gで、WHOの1日推奨量(50g)の70%に達するというデータもあります。

特に子どもたちへの影響が深刻

2025年の研究では、エナジードリンクの過剰なカフェインと砂糖が、心拍数の増加や心臓発作のリスクと関連していることが報告されています。また、高糖質な飲料は体重増加や2型糖尿病のリスクを高めることも確認されています。

特に問題視されているのが、子どもの摂取です。250mlのレッドブル1本に含まれる27.5gの砂糖は、子どもの1日の推奨摂取量(24g)を超えています。さらに、2026年のドイツの調査では、ほぼ2人に1人の子どもがエナジードリンクを試したことがあるという結果も出ています。

「砂糖水を飲んでいるだけ」は本当だった

2026年の研究では、エナジードリンクの習慣的な摂取が肝臓や腎臓への毒性、胃腸障害、歯のエロージョン(酸蝕症) と関連していることが報告されています。これは、高い糖分と酸性の添加物が相乗効果を及ぼすためだと考えられています。

また、砂糖の多い飲料はインスリン抵抗性を高め、代謝障害を引き起こすことも確認されています。エナジードリンクを飲んで「元気になった」と感じても、それはカフェインの刺激による一時的なもので、体の中では砂糖による負担が蓄積しているんですね。

カフェインとのダブルパンチ

エナジードリンクの問題は、砂糖だけではありません。カフェインも多く含まれています。

2026年の研究では、エナジードリンクの過剰摂取が脳卒中のリスクを高める可能性が指摘されています。カフェインと糖分の組み合わせが、心血管系に大きな負担をかけるんですね。

日本では、2026年3月に「健康食品」の安全性・有効性情報でも、カフェインの過剰摂取によるめまい、心拍数の増加、血圧上昇、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気などの症状が改めて警告されています。

まとめ

テーマ 2016年当時 2025〜2026年
モンスターエナジー500ml 砂糖55g(角砂糖14個) 変わらず。WHO推奨量の2倍以上
レッドブル250ml 砂糖27.5g(角砂糖7個) 変わらず。1本でWHO推奨量を超える
健康リスク 砂糖水を飲んでいるだけ 心血管疾患、糖尿病、肝腎毒性、歯の酸蝕症
子どもの摂取 あまり議論されていなかった 2人に1人が経験。特に深刻な影響
カフェイン 言及されていなかった 脳卒中リスク、依存性が指摘される

エナジードリンクは、やっぱり「砂糖水」以上の何かではないんですね。カフェインの刺激で一時的に元気になった気がするだけで、体の中では砂糖とカフェインのダブルパンチが蓄積している。そう考えると、毎日飲むのはちょっと考えたほうがよさそうです。

参照

How much sugar does an energy drink really have? - Statista

アイルランド - Wikipedia

モンスターエナジー - Wikipedia

レッドブル - Wikipedia

最も避けるべきエネルギードリンク5つ

追加の参照