毎日新聞に掲載されたカカオポリフェノールの多様な健康効果についての記事です。

カカオポリフェノール チョコに多様な効果 記憶に関わるたんぱく質濃度上昇 「認知症予防にも期待」

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愛知学院大、蒲郡市、明治による合同研究の検査で明らかになった症状

  1. 正常な血圧の人ではあまり変化はなかったが、血圧が高めの人たちで血圧が平均して下がった
  2. 血液中のコレステロールを減らす善玉コレステロール(HDL)値が上昇した
  3. アンケートでは精神的にも肉体的にも活動的になる


カカオの実をすりつぶして毎日飲む中米パナマのクナ族(クナインディアン)の人たちに高血圧が少なく、心臓病の発症率が低いという調査と一致していた。 チョコレートやココアに含まれるポリフェノールに血管の内皮機能を改善したり、血管を広げたりする作用があるからであると思われる。

脳神経細胞の成長などに必要な「脳由来神経栄養因子(BDNF)」の血液中の濃度がチョコレートの摂取前に比べて、摂取後に高くなっていることが分かった。 BDNFは脳神経細胞の成長・再生や神経回路の形成などに必要な栄養分でたんぱく質の一種。 人の脳内では記憶にかかわる海馬(かいば)という組織に多くあるといわれ、血液中にも存在する。

これまで運動をしたり、脳トレなど難しい計算をしたりするとBDNFが増えるのではと言われてきた。 今度の実証研究でチョコレートに含まれるカカオ成分のポリフェノールがBDNFを増やす可能性があることが初めて示唆された。 日本ではこれから認知症の老人はどんどん増える。 チョコレートの摂取で認知症が予防できる可能性が期待できる。

動脈硬化の指標となっている炎症指標(CRP)もチョコレートの摂取後に下がり、動脈硬化のリスクを低下させる可能性を示唆する結果も得られた。


まさに天然カカオ成分の多く含まれるダークチョコレートは、次世代の特効薬ですね。

ショサイのヘルシーチョコレートに出会えたことにも、感謝するしかありません(笑)!


参照

カカオポリフェノール チョコに多様な効果 記憶に関わるたんぱく質濃度上昇 「認知症予防にも期待」 - 毎日新聞

ポリフェノール - Wikipedia

脳由来神経栄養因子 - Wikipedia

CRP-基準値・正常値のまとめ - 検査ぶっく

「チョコレートは薬」血圧が下がる効果を実証研究

カカオポリフェノールが多いチョコレートは食べてOK

ココアは次世代の特効薬 ハーバード大学医学部のクナインディアン研究