米国トップの栄養諮問委員会は、過去、40年間続けてきた、コレステロールを含んだ食品を食べることへの注意喚起を止めるそうです。

米政府、健康への影響が懸念される栄養素からコレステロールを除外する見通し

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食品の栄養に関する米政府の諮問委員会(Dietary Guidelines Advisory Committee)が、健康への影響が懸念される栄養素からコレステロールを除外することを決定したと報じられている。

食品から摂取するコレステロールが血中のコレステロール濃度に大きな影響を及ぼさないとする研究結果に基づくものだという。


また一つ、健康神話が崩れましたね。

もちろん、この結果を受けて、卵やマヨネーズをたらふく食べても大丈夫というわけではないと思います。

しかし、今まで敬遠されてきた食品の中にも、必要なものはあるということですよね。

科学が発展して、物事の新たな側面が見えてくるのは、本当に素晴らしいことです。

人類の英知に感謝。


参照

米政府、健康への影響が懸念される栄養素からコレステロールを除外する見通し - スラッシュドット・ジャパン

The U.S. government is poised to withdraw longstanding warnings about cholesterol - The Washington Post

New diet guidelines may ease daily cholesterol limits - Health TODAY.com

Cholesterol consumption poised to disappear from US diet guide - Bangkok Post

Dietary Guidelines for Americans 2015 - Dietary Guidelines for Americans