砂糖が入っていない炭酸飲料でも歯を溶かす場合があるそうです。

「炭酸飲料が歯を溶かす」という通説は本当か その酸性がどれだけ強いのかに目を配れ

no-sugar-carbonated-beverages-may-dissolve-teeth


炭酸の入っていない普通の水は中性で、酸性かアルカリ性かを示す指標であるPH(水素イオン濃度)でいうと7程度です。PHは7より低いと酸性、高いとアルカリ性ということになります。歯は口の中の酸性度が強くなると溶け出します。その基準は、PH5.5以下(臨界PHといいます)とされています。

酸性に傾いても、唾液の作用によって中性に戻す働きがありますので、時々飲む分にはほとんど影響はないといっていいでしょう。 しかし、口にする頻度が多かったり、唾液の減る就寝前に飲む習慣があったりすると歯は少しずつ溶かされてしまう可能性があります。

カロリーゼロとして売られている炭酸飲料も「砂糖が入っていないから虫歯にならないだろう」と思われがちですが、クエン酸が入っていたり、人工甘味料も酸性であったりすることから、歯を溶かす作用があることは知っておく必要があります。


子供の頃、「コーラを飲むと、歯が溶ける」と、親から口酸っぱく言われたことを思い出します。

やはり、炭酸は歯の健康のためには良くないんですね。

気をつけましょう。


参照

「炭酸飲料が歯を溶かす」という通説は本当か その酸性がどれだけ強いのかに目を配れ - MSN

炭酸 - Wikipedia

水素イオン指数 - Wikipedia

クエン酸 - Wikipedia

甘味料 - Wikipedia

「ダイエットソーダ」と「普通の炭酸」の健康への悪影響は、実は同じ