米チョコレート大手のハーシーがビーフジャーキー市場に進出するそうです。
米菓子大手のハーシーは、甘いチョコレートなどへの国内需要の減退対策を別のスナックに見いだした。創業122年の同社は、ビーフジャーキーが新たな板チョコになると見込んでいる。
健康志向が高まる米国ではチョコレートの売れ行きが鈍化し、食品大手が食習慣の変化と無縁でいられないことが浮き彫りになっている。
米国のチョコレート市場の伸びは2010年から毎年、鈍化している。15年までの年間成長率は平均4.2%だ。ここ数カ月は鈍化がさらに目立つようになり、値上げを受けた買い控えのため販売量は減少に転じている。
チョコレートの巨人といえども、健康志向の流れには逆らえないといったところでしょうか。
「健康」を全面に押し出していかないと、生き残れないのでしょう。
時代を反映する象徴的なニュースだと思います。
参照
チョコ会社ハーシー、ジャーキーで新たな挑戦 - Wall Street Journal
ハーシーとネスレが人工成分を排除し健康的な菓子作りをすすめる計画
ハーシーが人工甘味料を使用しない「キスチョコ」を発売(米国)