善玉コレステロール値が高い人でも、心臓疾患のリスクが高まる例があるという記事です。

善玉コレステロール、本当に健康によいのかは不明とする調査結果が発表

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科学誌のサイエンス(Science)に掲載されたケンブリッジ大学の研究チームによる発表によれば、身体によいとされている善玉コレステロールのHDL-C値が高い人でも、心臓疾患のリスクが高まる例があると判明。 血中の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすほど、冠動脈疾患のリスクが下がるという一般的な概念に疑問が投げかけられています。

いわゆる「悪玉」コレステロールが与える悪影響が実証されたものであるのに対して、どこまで「善玉」コレステロールが良い役割を果たすのかに関しては疑問が残っている。

薬で悪玉コレステロールを減らせば心臓疾患のリスクを下げられるのも事実であり、直ちに現在の治療法を変えなければならないわけではないとのコメントが出されている。


これはまた、驚きの記事ですね。

善玉コレステロール値が高いからと言って、健康であると過信してはいけないということでしょう。


参照

善玉コレステロール、本当に健康によいのかは不明とする調査結果が発表 - ギズモード・ジャパン

善玉コレステロール、一部の人には逆効果 - ロイター

コレステロール - Wikipedia

動脈硬化を防ぐ作用があるHDLコレステロールの検査 - 病院の検査の基礎知識